たるんだ体に鞭うって、1日で2つの山にチャレンジしました。2つ目は本当にきつかった・・・( ゚Д゚)( ゚Д゚)
まず、はじめは金剛山。
近鉄「富田林駅」から金剛山登山口まで連れて行ってくれる金剛バスを利用。AM7:15発のバスに乗り込みました。平日でしたので、乗客のうち登山客は私含めて2人ぐらい。あとは、地元利用のお客さんでした。
いざ、金剛山へ出発~~~♬
約30分ぐらい、バスの中でうつらうつらしていると登山口に到着。
早速、上っていきます♪
入り口で、武士のなりをしたかかしが出迎えてくれます。
かかしアップ。
いきなりこれです!!
先が思いやられる~~( ;∀;)
急な階段を一通り上り終えると、千早城が見えてきました。
城といっても、城壁や天守閣があるのではなくただのお寺があるだけです。
城は鎌倉時代に楠正成によって建てられたらしく、北条氏が大群で攻めてきても最後まで堕ちなかったとか。
登山入り口のかかしは楠正成を支えた武士さんだったのですね。
お寺の中の手水舎が凍ってました。
すご~く引き込まれそうな空間です。不思議です。2チャンネルの異世界体験のスレを思い出しました。
途中、モノを運ぶレールがありました。農家さんが収穫した果物などを詰め込んだコンテナを運んだりするときに使うやつですね。結構、なが~~い!
千早城から少し上ると、五合目の看板が。
ウルトラマンとバルタン聖人の石像。
登り道は階段が多いのですが、ところどころ、こんな感じで土の下から氷がむき出しになっています。気付かず歩くとこけそうになって危ない。
歩いているといつの間にか氷結地面に。
意外にも、先に歩いた人がアイゼンで氷をえぐってサクサクした地面になっているのでアイゼン無しでも歩こうと思えば歩けます。
なんや、この標識は!?
楽な道or近道ってどういうことよ??どっちも同じ意味じゃないの!?
結局、楽な道を選びました・・・(近道もすご~く気になりますが)
おおっ!ついに山頂っぽいところに到着しました。「楽な道」の意味は結局わかりませんでした。至って、普通の勾配の階段でしたので。
この掲示板に書かれてる名前は金剛山を50回以上登頂した方の名前らしいです。すごいな~~!
トップはなっ、なっ、なんと1万5千回以上!!
365日毎日登っても40年以上かかります・・・。途方もない回数にめまいがしそうです(+_+)
付近にかまくらもありましたっ!
中は、大人二人ぐらい入りそうなスペース。
小腹すいたんでおやつ食べましょう。
はいっ、おなじみのやつ。パンパンです。
ペットボトル系は200円。缶コーヒーは160円。う~ん、買わないかな~
よく写真でみる金剛山山頂の場所に来ました。登山口から1時間半かかりました。
年配の方が多いです。この看板の隣にあるベンチで座っていると、おしゃべりなおじいちゃんに声をかけられ10分ほど話を聞いていました。
顔面がえぐれたキティちゃん。キティファン発狂もんです。
頂上には、お寺も2,3箇所あります。
雪がかったお寺ってなんだか神秘的だな~。風情もあってすごくいい!
根っこがあたりが大きくつながっています。正に、夫婦の姿ですね。
『ほほぉ~!』と思わず私もうなってしまうような詩が書いてありました。(まだ、彼女さえもいたことないチェリーボーイですが。)
特に50代の諦めから60代の信頼というところは、いろいろ考えさせられます。
私の意見としては、恋愛結婚でなく見合い結婚の場合、最初から諦めで始まるので少し有利なんじゃないかと思います。
ちなみに、金剛山の標高トップは、先ほどの『金剛山頂』と書かれた看板のある場所ではなく、葛木神社なんですね。
頂上エリアの見どころマップ。
結構見どころあるように見えますが、30分あれば十分に全てみれると思います。
雄略天皇の猪狩りを讃えている場所。猪にしてみれば、蹴り殺されたことを讃えられているのでたまったもんじゃないです。(まぁ、猪は農作物食い荒らすので害あるんでしょうが・・・)
そろそろ、金剛山を下山しましょう。当初、金剛山だけの計画でしたが、なんだか体力が有り余っているので、近くの葛城山にも登ってみたいと思います。登山案外楽勝だな。
(一見すると雪山でないように見えるが、実は、樹木で覆い隠されて見えないだけで表面には雪が積もっていた・・・)
とりあえず、葛城山のふもとにある水越峠まで行きます。
しばらく金剛山を下山していると、まぁまぁ幅のある川が。これは本当に下山道なのか。
川を飛び越えると、ロープが見えたのでそれに吊ってある看板を見てみると、『通行禁止』の文字が。どうやら、下山道と思っていた道が通行禁止の道だったらしい。どおりで、なんか足場危なかったよ・・・
開けた場所に来ました。
10分ほど下ると、飲み水エリアに。試しに飲んでみると・・・「ぬるいっ!」
通行禁止の道を離れたのに、氷結山道ばかりで危ない。流石に、アイゼンつけないとこれはやばいです。この道が20分ぐらいずっと続きます。
なんとかして、金剛山を下山できました。下山してきた道はなんだか非正規ルートなような気がしました。
近くのフェンスを抜けると、目の前に水越峠がありました。現在は、道路を通行できない模様。
水越峠から登る金剛山の登山口です。階段まで水浸しに。千と千尋の神隠しで出てきそうな感じです。
すこし登ると、さらに水浸しの度合いが強まります。てか、これもう階段じゃなくて川じゃん!!(笑)
はっきりいって、葛城山なめてました。ごめんなさい(*´Д`)
階段急だし長いし、めちゃくちゃしんどい・・・
かなり急な階段でしたので、半分ぐらい登ったかなとおもいきや・・・
まだ、4分の1程度しか来ていません・・・(もう、いやだ~(;_:))
まだまだ急階段は続きます。
金剛山を下山して、一旦下山モードに入った足はなかなかに重たく、一歩登るのにとてつもない労力と気力を使います。
やっと、中間地点~~~(T_T)
中間地点からは、階段無ルートのイージーモードかなと期待した私がバカでした。
葛城山、容赦ないです(泣)。
階段地獄まだまだ続きます。
おぉ~!雪です。雪。葛城山にも雪がありました。
ここからは階段地獄もなくなって、ゆるやかな登山道となっています。
やっと、階段地獄ぬけた~~!
でも、足場がぬかるんでて何回もこけそうになりました。
なにやら、開けた場所がありますね~~、なんでしょうか??
いやっ!絶景じゃーーん!!!これには、疲れもふっとびます。
山頂ももうすぐな予感です。
途中、自販機があったのでのどを潤そうとすると、中身が見事にからっぽでした。
取り出し口には、空ペットボトルが。
出店っぽいところも閉まっていました。
登山客は私含めて5人程度でしたので、まぁ、採算とれないでしょうから閉めるのは当たり前でしょう・・
土日祝は流石に開けているんでしょうかね?
金剛山からは見えませんでしたが、こう見ると葛城山にもしっかり雪がつもっていますね。
山頂食堂です。結構、立派な建物です。
食堂メニューは、山頂の付加価値がしっかりと組み込まれた価格設定になっています。
カップル・夫婦専用の鐘らしいです。
おもいっきり鳴らしてやりましたが(笑)
山頂からの景色壮大ですね。運よく天気も良かったので遠くまで見渡せます。
(この場所、西川貴教の消臭力のCMのロケ地にぴったりじゃないかと思うんだが・・)
山頂は草原ですね。
マムシもいるのかしら・・・('ω')
ありました。山頂看板。看板の周りは御覧の通り泥でぐちゃぐちゃ。
奈良盆地。
ぬかるぐあいがすごい。恐らく、雪解け水が原因でしょう。
頂上付近は、こんな泥沼ばっかりで何回もこけそうになります。
これならまだ雪が積もっていたほうがましです。
氷のロードができていました。
こういう憩いのスペースもあるんですね。
景色を眺めながら悠長にしていると、日も沈みかけてきました。そろそろ下山しましょう。
雪の積もってるところと積もってないところで、きれいに境界線ができているのね。
思いっきり木が倒れて登山道にまたがっていました。
台風21号の影響で登山道が消失しているらしいです。
帰り道は本来3パターンぐらいあるのですが、この影響で1パターンしか通れなくなっていました。
急いで下山します。下り道は、結構、体感的に距離があるように思えました。
やっと、人里に帰ってこれました~!
結構、日没のタイムリミットと戦っていたのでこの門を見つけた時は感無量でした。
ロープウェイがありました。バス待ちのおじいちゃんと喋っていると、ロープウェイは一人だけの利用でも動かしてくれるらしいです。
片道740円です。結構ええ値段ですね。
ロープウェイ駅前のバス停。ちょうど、17時すぐのバスに乗り込むことができ、尺土駅まで無事帰ってこれました。
以上、初一人登山の一日でした。
追加の防寒着より、汗で服をビショビショにしないための汗拭きタオルの方が役立ちました。冬は日没タイムが早いので、しっかりと時間を把握してから登らないといけませんねぇ~。今回は金剛山と葛城山しか登ってませんが、本当は近鉄当麻寺駅から二上山~葛城山~金剛山~岩湧山~槇尾山のような進路(ダイヤモンドレール)を進むらしいのですが、これをやろうと思うと相当な体力が必要だと思われます。
近いうちにいつかこのダイヤモンドレールを走破したいと思います!!!
では、これにて!!!
アイゼンは必須ですよ~~! 今度は、8枚刃でいこうかな。